デロルトSIキャブのミキサー5353
Posted at 2012.04.22 Sunday |
がっふぇ
SIキャブの2回目です。スロージェットの話はこちらをご覧下さい。
http://blog.maehara.shop-pro.jp/?eid=893450
構造図はピアジオのマニュアルからです。
黄色の丸で囲まれた部分が5353(ミキサー)です。下側には
メインジェット(5)、上側にはエアージェット(3)があります。
メインジェット(下側)と中の穴は繋がってませんで、上の
エアージェットとは中は中空で繋がってます。
図を拡大して、幾つか落書きしてみます。
エンジンが停止か、スロットルオフでアイドリングしてる時
には油面の関係で、メインジェットからガソリンは溢れでて
ミキサーの半分、同時にスロー側までの黄色の部分が満たさ
れてスロー側が働きます。
ミキサーには数種の番号がありますが、大きな違いは胴体中
央のちょうどくびれてる部分に穴があるか無いかです。この
穴の位置(高さ)はちょうどキャブのベンチェリーにガソリ
ンを送る通路になります。緑の丸部分です。
スロットルが開いてからの混合気の流れが緑の線になります。
ただスロットル閉じるから開くになったこの切替の瞬間には
ミキサーの中にあったガソリンも一緒に出ます。これは、一
瞬で無くなるので、次の瞬間にミキサーは上のエアージェッ
トからの空気噴出の通路になります。
画像で各番手の穴の位置を確認してみて下さい。ミキサー
の働きとしては、閉から開き部分での特性変化になります。

穴の位置、計測してみました。番手は穴の大きさ等を直接で
現してるワケではありません。ただ、アイドリングからの最
初の一瞬では(薄)4<6<5<3(濃)になります。
ほとんどの場合はBE3ですが、どうも中間領域で濃いって時に
は5を試されて下さい。
POLINI:アルミシリンダーのピストン指定
Posted at 2012.04.20 Friday |
がっふぇ
アルミシリンダーキットの場合、内側のメッキ処理に
合わせてピストンのサイズがA/B/C/Dと指定されます。
画像ではBが指定されてます。
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Polini |
17:17 | - | - |
POLINI:PCX用の在庫
Posted at 2012.04.18 Wednesday |
がっふぇ
現在のPOLINI在庫でPCX用はこちらになります。
241.697 バリエーターキット HONDA 125 PCX 9 ROLLERS
http://maehara.shop-pro.jp/?pid=34718102
249.011 クラッチ 3Pタイプ
http://maehara.shop-pro.jp/?pid=40079026
249.039 クラッチ 2Gタイプ
http://maehara.shop-pro.jp/?pid=37801485
250.031 ドラム(クラッチ)
http://maehara.shop-pro.jp/?pid=37802116
宜しくお願いします。
クラッチの3Pタイプと2Gの違いですが、どちらもバネの交換で
動作回転数の調整はできますが、2Gタイプはさらに微調整が可
能…の他に、重量が2Gタイプは760gに対して3Pタイプは1010g
と軽量化になります。
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Polini |
19:42 | - | - |
PHBH28で2種類
Posted at 2012.04.10 Tuesday |
がっふぇ
ここ最近、2気筒350-600ccクラス用にPHBH28は?ってお問い
合わせをいただきます。たまたまで2種類のPHBH28が入荷しま
した。
デロルトSIキャブのスロージェット9892
Posted at 2012.04.08 Sunday |
がっふぇ
SIキャブは60年代以降のベスパに使われてます。形状も特殊ですが、
中身も一般的な二輪用キャブと違います。特徴の一つは吸気が一般
的な左から右(か右から左)では無くて上から下になります。4輪
では、この形式も多いんですが2輪では幾つかの例がスグに思いつ
く程度にマレです。
同じ上から下に吸気が流れるベスパでも高出力版では2輪で一般的な
ニードルや円筒スライドを持つタイプを使ってます。が、わざわざ
に普通な車両にはSIキャブを専用に近い形で使ってます。長期の使
用にはコチラの方が乗り手にとって便利と考えたんでしょうね。
スロージェット、昔は3種類(*1)でしたが、現在に供給されてま
すには2種類で9892と11868になります。11868は125のスポーツモデ
ル専用ですので、9892が事実上のSIキャブ用スロ−ジェットになり
ます。
この9892、17種類ほどありますが番号順番と大きさがグチャグチャ
です。スロー側番手の順番で番号を並べ変えた一覧を表にしてみま
した。
大雑把には125/150モデルで45、200で50か55番が使われてます。
ややこしいのは、この9892は「スロージェット」としての番手と、
上側にある空気用穴の番手があります。表で同じ45番を見ますと
#8(140)を中心に#16(120)と#10(160)があります。だいたい125cc
では#8、150ccでは#10が使われます。
*1もう一種類、現在に使われて無いジェットは空気側穴がありません。
スローアジャスターでアイドリングのピークは安定して出るんだ
けど、スロットルを開けた後の最初の安定性、戻した時にアイド
リングで安定するまでがイマイチって時にはスロー側の番手では
無く、エアー側の番手も検討してみて下さい。
ただ特性としてスロットル戻した瞬間から安定するまでの時間(
本当に僅かな時間なんですが)はメイン側のミキサー(こちらも数
種あります)も影響します。
デロルト:アトマイザーとかエマル"ジ"ョンチューブとか
Posted at 2012.03.15 Thursday |
がっふぇ
たまたまなんですが、アトマイザーにつきましてお問い合わせを
いただき、教科書から一覧図を引用させていただきました。ちょ
っと忙しくて、その後の書き込みが遅れてしまい失礼しました。
1:2ストと4スト
まず2スト用と4スト用がそれぞれに設定されてます。一番の違い
はネジ部分から上の長さで、この部分はキャブレターのスライドを
持ち上げると見える、スロットルニードル部分が突き刺さってる部
分です。下方向からの伸び出し量になります。2ストの方が長めで
す。
機種によっては2スト用をさらに長短で2種類、長い方がスロット
ル開度の少ない領域でやや変化が少ない傾向、一方で短い方は別名
で「レースタイプ」とも呼ばれる事がありますが変化が多くなりま
す。
2:番手
各型番にはそれぞれに番手が有ります。番手はそのまま穴の大きさ
です。当然、差し込まれるスロットルニードル(大雑把には太さは
2mmと2.5mmになります)より僅かに大きく260/262…等になります。
この時に次の3つの数字が関係します。
"アトマイザーの穴径面積":DP
"スロットルニードルの断面積":DS
"メインジェットの穴径面積":DM
必ずDM>DP-DSの必要があります。実は2mm径を使う小型キャブ用の
アトマイザーではM/Jの数字変化も大きく無いのでアトマイザーの数
字もほとんど設定がありません。
一方で2.5mm径を使う大型キャブレターでは「M/Jが#200を超えたら
濃くなるハズなのに変化が素直に出ない」等の症状になります。
3:アトマイザーでモデルの違い(雑談)
さて、デロルトの部品型番ではアトマイザーは"28"になります。こ
の"28"って番号がクセモノで「エマルションチューブ」って部品も
同じ"28"です。
アトマイザーは「噴霧器」ですが、このエマルションは「分散懸濁」
本来は混ざる事の無い2種類のモノが都合よく混じった状態で、例
えばマヨネーズとかだそうです。
実はずーーっと"エマルジョン"と思ってたんですが"エマルション"
が正しいそうです。
で、キャブレターの場合には空気とガソリンを"予備的"に混ぜる
トコって感じでエマルションチューブって部品になります。アト
マイザーも下部分は同様の働きをしていただきます。
とは言っても、アトマイザー部分では空気は僅かですし、その僅
かな空気の入口の位置や穴径の大きさでスロットル操作に対して
の追従性を調整してます。
4:アトマイザーでモデルの違い(穴の位置)
各モデルで違うのは穴の位置です。#6の部品がアトマイザーです。
ここ、下側には#3のメインジェットの穴を通ったガソリンが来ま
す。エンジンが止まってる時ですと油面のレベルまで燃料は来て
しまうんですが、エンジンが掛かった状態ではメインジェットか
ら上の僅かな空間は「ヤヤコシイ」状態です。
エンジン側が高回転で吸気が強力でしたらエマルションチューブ
の中の油面は、フロートとフロートニードルで設定された油面高
さより下がりますし、スロットルをオフでなら戻ろうとします。
この時、エマルションチューブの側面下の方にある穴はガソリン
の微妙な調整、上の穴は予備の混合活動の空気入力に影響します。
細かく書くと下の方の穴はガソリンと空気の両方を担当する場合
もありますので、難しい事は聞かないで下さい。
こちらの図では#6の側面に上から下まで穴が均等に開いてますが、
実際には以下の図の様に位置や個数はイロイロです。
デロルトのスロージェットのどーたらこーたら
Posted at 2012.02.19 Sunday |
がっふぇ
お問い合わせへのお答えって事で、スロージェットのお話に飛びます。
デロルトの場合、「アイドルジェット」っと書かれるぐらいに
まずはスロー系は「アイドリング」の担当になります。
この時にスロットルは1mm程度の開き、実質的にはメイン側は閉
じてて、単純に超小型キャブレターが別に働いてるとお考えいた
だくのが早いと思います。
左の図と中央の図、調整方法が違います。左側は混合気の総量を
出口側?で増減させてますが、中央の図は空気の入る量を増減さ
せてます。デロルトの場合、同じ形式でもこの両方のタイプがあ
ります。例えば入る空気の量を調整なんで、他では「エアー調整」
とかって言われてますが、面倒なんでコチラでは「スローランニ
ング調整」で乗り切ってます。
マニュアルでは「アイドリングを4ストなら1200回転、2ストな
ら1400回転」で回転数が最大になるトコを調整の増減で探してア
イドリングを落とせ…となってます。が、図の右側の様にスロッ
トルを僅かに開いた時にも、このスロー側が働く経路が機種によ
っては設定され、実際にはスロー側もスロットルの開きが大きく
なっても影響します。
さて、S/Jの設定ですが「スロ−ランニング調整」で一杯に締めた
状態から2回転戻し前後(1回転戻しから3回転戻し)程度で回転
のピークが出れば「当たらずしも遠からず」になります。
空気の入力側調整か混合気の出力側調整でジェットのサイズ増減が
逆になるんですが、回転のピークが締めこんだ時か3回転戻し以上
でピークでしたら、ジェットサイズは1段変化させる事になります。
だいたい2st/50ccのオートマで32-40、2st/125ccで40前後、4st/500
で50前後になります。ただ排気ガス対策でM/J側が薄い傾向の場合は
S/Jは濃い目、一方で競技用の場合は公道仕様に比較して極端に薄く
なりますのでM/JもS/Jも薄い(小さい数字)なります。
S/JはM/Jの選択にも影響しますし、スロットルの開ける閉めるの操
作でのエンジンの回転数の上下の動きにも影響します。まずは、普
通に走る…までにたどり着くのが大変だったりもします。
Polini 244.576 FIXED PULLEY T-MAX ¥33,600
Posted at 2012.02.19 Sunday |
がっふぇ
T-MAX用の部品で、244.576はズーーっと昨年の夏から
「まだかな、まだかな…」で、お問い合わせいただい
てました。
やっとこさで今年になって「まもなく届きます」→
「届きましたが、部品待ちです」って変な状況になっ
てます。ちょっと現状をご説明させて下さい。
><2012/02/18>Polini 244.576 FIXED PULLEY T-MAX ¥33,600
>到着しましたが…専用ナットが入って無いので部品待ちです
http://www.polini.com/catalogo/en/risultato.php?op=po&id=158197&categoria=42&modello=1237&from=camamo
244.576の本体は届いたのですが、専用のナットが
先週に別便で発送されてます。2月下旬には到着予
定です。
ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いします。
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Polini |
17:00 | - | - |
Polini:24/26/28キャブレターのS/JとM/J
Posted at 2012.02.18 Saturday |
がっふぇ
PoliniキャブのS/JとM/J、最初に装着されてます
数字はこちらの通りです。
201.0166 POLINI 24mm キャブ S/J45 M/J105
201.0167 POLINI 26mm キャブ S/J45 M/J105
201.0168 POLINI 28mm キャブ S/J45 M/J118
それと、「フロートボール(フロートカバー)が
外れない」とのお問い合わせをいただきました。
画像は逆に装着時ですが、奥側(赤丸)のパイプが
スロットルニードルやメインジェットを囲う部分の
下側に、また手前側(黄色)矢印の挿入部分が競っ
てしまい、やや外す際にはコツが必要です。
カバーを真っ直ぐにし下に引かないで(画像では上
ですけど)、画像の様に本体に対して傾けた向きで
やってみて下さい。
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Polini |
21:55 | - | - |